ソロ活動/ぽり/ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド のバックアップ(No.8)


ペルソナ3・ペルソナ4の世界を舞台とした格闘ゲームであるP4UとP4U2の統合版。開発はアークシステムワークスで、ギルティギアシリーズから輸入したシステムが多い。
ストーリーモードを目当てに本作を購入する人はかなり多いと思うので、以下のレビューはストーリーモードのみに絞る。

 

P4UとP4U2全てのルートをボイスを飛ばしつつ達成率100%にするまでのプレイ時間は約??時間。
ノベルゲーム顔負けの品質で、家庭用版格ゲーのオマケなどとは到底言えないレベルの読み応えがある。
ストーリー中には格ゲーパートが挟まるが、オート操作設定が可能になっているので、格ゲーを一切やりたくないというプレイヤーも安心。

 

P4Uに関しては、一部キャラを除いて完全に同じ演出・テキストが頻出するのは残念なところ(テキストが同じでも別キャラだと未読扱い)。
P4U2ではキャラ選択方式が廃止され、ツリー型のシナリオルート選択ができるようになったことでこの問題は解消されている。
達成率に関わるルート分岐条件はP4U・P4U2ともに選択肢のみ(P4U2のキャラ選択は達成率に影響なし)だが、達成率100%にしたい場合は格ゲーパート込みで何周かやり直すことになるので、最初から攻略サイトを見て効率良く進めるのがおすすめ。

 

時系列としてはP4本編終了から2ヶ月後のゴールデンウィーク。
P3やP4の重要な設定がかなり詳細に語られるストーリーで、特にP4に関しては本編最終盤の最も重要なネタバレも出てくる。
ストーリーの背景設定や登場人物の言動を余すことなく理解するためには、前もってP3R+Episode Aegis・P4Gトゥルーエンドをクリアしておくことがほぼ必須であり、本作だけではかなり説明不足。
その分、P3とP4をよく知っているシリーズファンから見ると余分な説明がなく、後日談としての完成度が高いとも言える。

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