ソロ活動/ぽり/ライザのアトリエ3 〜終わりの錬金術士と秘密の鍵〜 のバックアップ(No.6)


ライザのアトリエ3作目、秘密シリーズ完結編。
難易度ノーマルでクリアするまでのプレイ時間は約??時間。

 

[グラフィック]
PS3世代相当の荒いテクスチャが目立ったライザ1・2と比較すると、グラフィック全体のクオリティが向上してPS4世代相当になった。キャラクターモデルに関しては、2024年以降のゲームのセルルック3Dモデルと比べるとさすがに見劣りするが、2023年時点では十分なクオリティ。
会話シーンにノベルゲーム型の立ち絵・直立モデル横並び方式を極力使わずに、アップ寄せの様々なアングルから表情を見せるのは前作ライザ2から本作ライザ3にかけての特徴。無意味にローアングルを使いすぎな部分はあるが、ゲーム画面に飽きが来づらいという利点はあると思うので個人的には高評価。

 

[戦闘]
ライザ2で廃止されていたロールが復活し、タンクキャラがしっかりタンクとして機能するようになった。ただし初期CC+素早さゲーであることに変わりはないので相変わらずレントは不遇。

 

[錬金]
ライザ2と同様にスキルツリー形式が続投。素材選択UIは相変わらず使いづらいが、複数選択が多少やりやすくなった。

 

[探索]
探索可能エリアはライザ3からの新エリア+ライザ1の既存エリアで構成されており、範囲がとても広くなった。またオープンワールド化したことによってシームレスなエリア移動が可能になっている。
本作の序盤はファストトラベルポイントの開放が終わるまでひたすら走り回るゲームとなっており、かなり作業感が強い。マップを広くした割にやることがずっとワンパターン、というオープンワールドで一番やってはいけない作りになってしまっているのは大きなマイナス点。

 

[ゲーム本編]
ライザ1・2と比較するとチュートリアルや段階的な導線はかなり控えめで、いきなり放り出される感が強い。序盤は行けないようになっているエリアも多いので、しばらくはメインクエストを突っ走りつつ通り道のサブクエストでスキルポイントを稼ぐのがよい。

 

[総評]
マップを広くしすぎて探索に時間を取られ、アトリエシリーズのコアである錬金のゲーム体験が薄まってしまったという欠点はあるが、基本的にはいつものアトリエ。ライザ1から続くストーリーが気になっている人には特におすすめ。

 

[[Steamレビュー>]]

Playthrough