ソロ活動/ぽり/Cyberpunk 2077 のバックアップ(No.37)


サイバーパンク世界を舞台としたオープンワールドRPG。2020年代における最新グラフィック技術の実験場であり、最重量級ベンチマークソフトとしての役割も担っているゲーム。DLSS(NVIDIA)もしくはFSR(AMD)に非対応の環境ではまともに遊べないので注意。
開発データ流出と3回にわたる発売延期という紆余曲折の果てに発売され、発売直後もバグだらけで散々叩かれたが、3年経った2023年時点ではさすがにメインクエストの進行不能バグといった致命的なものは修正されている。
2023年の新DLC発売に伴うVer2.0パッチではゲームシステム全体が改修され、遊びやすくなった。
フィクサー依頼・NCPD依頼を除く全サブクエ消化、エンディング1回目終了までのプレイ時間は約60時間、バニラの全エンディング回収を含めて約??時間、DLC『仮初めの自由』コンテンツクリアまで含めて約??時間。

 

発売から時間が経って最適化も重ねられているため、2023年のミドルレンジ帯のPCスペック(Core i5+RTX3060程度)があればDLSS(クオリティ)+レイトレーシング有効で十分に快適なプレイ環境(1920x1200 50-80FPS)が確保できる。
薄暗いシチュエーションが多いので、モニタが対応していればHDRはぜひ有効化したい。HDR有効状態での明るさ(最大輝度など)もある程度調整できるため、眩しすぎない設定を探すとよい。
背景グラフィックと各種エフェクトの綺麗さの割に本作の最重要キャラであるジョニーの顔グラが今ひとつで、2019年のE3シネマトレーラーと見比べると完全に詐欺。
…だったのだが、Ver2.0でジョニーがしっかりとキアヌ顔にバージョンアップされた。

 

ストーリーはメインクエだけを見ると短めだが、登場人物もシナリオもサイバーパンクらしさの際立つ印象深いものとなっており、それだけでも十二分にプレイする価値がある作品。
サブクエを消化しつつワールド観光とファストトラベルポイント開放を兼ねて収集系のサブクエをこなしていけば、それほどボリューム不足には感じないだろう。
サブクエの内容は、サイバーパンクらしさのある面白いもの、お使いをさせられ長い話を聞かされ解決方法もサイバーパンクに関係ないような退屈なものが半々といったところ。せっかくサイバーウェアやクイックハックという本作独自のシステムがあるのだから、もう少しクエスト目標にも絡めて活躍させてほしかった。

 

Ver2.0では敵の強さがプレイヤーのレベル依存になってクエスト進行の自由度が増しており、サブクエを全部潰してから進めないと気が済まないプレイヤーにも、メインクエだけを走るプレイヤーにも嬉しいアップデートになっている。
スキルツリーもVer1系統とは全く違うものに変更された。
発売直後にプレイして動作が重いとか戦闘のバランスが悪いとかジョニーの顔がキアヌじゃないとか、諸々の不満で投げてしまった人にはぜひもう一度遊んでほしい。

 

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Playthrough