ソロ活動/ぽり/ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ のバックアップ(No.17)


ペルソナ5の無双スピンオフ。かっこいいポーズを見せつけてくるメニューUIに怪盗団の仲間たちも加わった。

ストーリーはP5本編の半年後という設定である上に、P5本編の終盤で仲間になるキャラがメインの話や最終盤で明かされる設定にも言及されるため、本編ストーリーを知らない人には全くおすすめできません。まずはP5Rからどうぞ。

 

操作システムはとても出来が良く、セーブ・アイテムが1ボタンで開くなど細かな部分が快適。戦闘時の操作は多少複雑だが、ペルソナ選択時に時間が止まる・ほぼ常時アイテムが使用可など全体としてはアクション初心者向けの仕様になっているため、慣れてしまえばお手軽に無双ならではの爽快感が楽しめる。ただしファントムムーヴと追撃の操作指示(PSコン◯・箱コンB)は基本的に無視する必要があり、通常攻撃コンボで自動発動するペルソナスキルを使わない限りまったく火力が出ずシールドも削れない、ということだけは覚えておきたい。コンボを気にせずガチャプレイをしたい人は難易度EASY推奨。

 

お金とSP管理に関してはゲーム全体を通じてかなり厳しめの設定。普通にプレイしていると、リクエスト周回や警戒度上昇で意識的に金策をしない限り最初から最後まで金欠のままゲームを進めることになる。ザコ戦では状態異常付与+テクニカルを使ってSP消費を主人公一人に集中させないようにすることを強く意識しよう。

 

ボス戦はアトラスおなじみのバフデバフ必須ゲー。敗北しても編成を変えてリトライできることを知らないと、延々即死コンボを食らいながらアイテムを浪費するだけの泥試合になる。途切れずにゲームを楽しみたければさっさとリトライ・攻略を見て予習・常にバフデバフを維持、のどれかは徹底しよう。

 

総評としては、デザインされた正解以外の動きをすると面白くないタイプの無双アクション。通常コンボスキルの確認ができない・序盤ステージの作業感など多少の欠点はあるものの全体的な完成度は高く、ストーリー後半の盛り上がりは欠点を補って余りあるものなので、P5ファンであればぜひ最後まで遊んでほしい作品。

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