ソロ活動/ぽり/ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド のバックアップ(No.14)


ペルソナ3・ペルソナ4の世界を舞台とした格闘ゲーム、P4U2の家庭用版。開発はアークシステムワークスで、ギルティギアシリーズから輸入したシステムが多い。
ストーリーモード(本作のみでP4U・P4U2の両方をプレイ可能)を目当てに本作を購入する人は多いと思うので、以下のレビューはストーリーモードのみに絞る。
結論を先に言っておくと、P3とP4に詳しい人にとってはとても出来の良い後日談だが、そうでない人には何も分からないストーリーなので、まずはP3RとP4Gを最後までクリアしてから本作に取り掛かることをおすすめする。

 

ボイス再生を飛ばしつつ達成率100%にするまでのプレイ時間はP4U終了時点で約14時間、P4U2終了時点で約??時間。
ストーリー中には格ゲーパートが挟まるが、オート操作設定が可能になっているので、格ゲーを一切やりたくないというプレイヤーも安心。

 

時系列としてはP4本編終了から2ヶ月後のゴールデンウィーク。
P3とP4の重要な設定が詳細に語られるストーリーで、それぞれの最終盤の最も重要なネタバレも出てくる。
ストーリーの背景設定や登場人物の言動を理解するためには、前もってP3R+Episode Aegis・P4Gトゥルーエンドをクリアしておくのが必須であり、本作ストーリー中の説明だけで話を理解することはほぼ不可能。
その分、P3とP4をよく知っているシリーズファンから見ると余分な説明がなく、後日談としての完成度が高いとも言える。

 

P4Uでは、一部キャラを除いて視点が違うだけのコピペ展開を何度も見直すことになるのが非常にかったるい。コピペ部分を除けばストーリーの出来そのものは十分に良いので惜しいところ。
P4U2ではキャラ選択方式が廃止され、ツリー型のチャプター選択式に変更されたことでこの問題点はほぼ解消された。各チャプターの切り方もうまく、先の展開が気になって次々読み進めたくなる作りになっている。
P4Uの達成率を100%にしたい場合は格ゲーパート込みで何周かやり直すことになるので、最初から攻略サイトを見て効率良く進めるほうがよい。

 

Playthrough