ソロ活動/ぽり/FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE のバックアップ(No.11)


FFキャラクターの中では世界で不動の一番人気を誇るクラウド・ストライフが

興味ないねしたり女装したりスノボしたり世界を救ったりするRPGのリメイク第1作。

なんでこんなに人気なんだろうね。

(ゲーム全般のキャラランキングだと上位は任天堂キャラでクラウドは10位前後らしい)

 

リメイク発表から発売まで13年かかった月○に比べれば発表から5年なんて早いほう…

と言いたいところだが、3部作が全部終わるまでを考えると普通に○姫より長引きそうな気配なので

最後までやる気があるなら気長に待とう。

 

グラフィックの鑑賞が本体となるゲームであり、

十分なゲーム体験を得るために要求されるPCスペックはそれなりに高い

(2023年時点のミドルレンジ程度)ため、steam版を他人に手放しで

おすすめできるかというとちょっと厳しい。

PCスペックに自信がない場合はPS5版で遊ぶのが無難。

 

[グラフィック]

  • HDR

最終的には好みなのだが、環境が整っているならできるだけHDR有効化をオススメする。

夜のミッドガルや魔晄炉といった薄暗いシチュエーションではHDRを有効にしないと

全体的に画面が暗い。HDRでは眩しすぎる場面も散見されるが慣れたらそこまで気にならない。

HDRを有効にしていると画面がフラッシュした時にそのまま画面が真っ白になるバグがある。

(メニュー画面は見えるのでセーブ+ロードで直る)

 
  • フレームレート

フレームレートが60を切るようではウォールマーケットのような狭いマップでの

3D酔いは避けられないので、できるだけミドルレンジ(GTX3060程度)以上の

グラボを積んだPCを用意しよう。

 

[ストーリー]

クラウドはヒロインに対してだけ異様に口下手になる、昨今ではもはや絶滅危惧種の童貞ヒーロー。

オリジナル版と比較して明るめ・粋な性格になっていて、元の設定をカバーしつつ主人公感が増した。

エアリスとの再会周りの話は大幅に追加されたので、存分にクラウド君の童貞ムーブを堪能しよう。

 

[戦闘]

ザコ戦は殴って殴ってアビリティや魔法を使ってアイテムで回復して…

の繰り返しだけで楽しい、爽快感のあるバトル。

その一方でボス戦は演出の豪華さの割に不親切な作りで、

予習なしで一発通過しようとすると低ダメージ連打のごり押しになりがち。

戦闘中の装備・マテリア付け替えさえできていれば

180度評価が変わる部分だったのでつくづく惜しい限り。

 

[総評]

PS4末期~PS5初期を代表するグラフィックと演出の豪華さはさすがの出来。

反面、ゲーム内容・ストーリー・キャラクターは良くも悪くも

23年前の作品のものであり、懐かしさはあるものの新しさには欠ける。

ゲーム部分はオマケと思ってスクリーンショットを撮りまくるような

楽しみ方がオススメ。

Playthrough