ソロ活動/ぽり/ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ のバックアップ(No.11)

ペルソナ5の無双スピンオフ。かっこいいポーズを見せつけてくるメニューUIに怪盗団の仲間たちも加わった。

ストーリーはP5本編の半年後という設定である上に、P5の終盤で仲間になるキャラがメインの話もあるため、本編ストーリーを知らない人には全くおすすめできません。まずはP5Rからどうぞ。

 

戦闘時の操作は多少複雑だが、ペルソナ選択時に時間が止まる・ほぼ常時アイテムが使用可などアクション初心者向けの仕様になっているため、慣れてしまえばお手軽に無双ならではの爽快感が楽しめる。ただしファントムムーヴと追撃の操作指示（PSコンの◯）は基本的に無視する必要があり、通常攻撃コンボで自動発動するペルソナスキルを使わない限りまったく火力が出ずシールドも削れない、ということだけは覚えておきたい。

 

お金とSPに関してはゲーム全体を通じてかなり厳しめの設定。唯一のSP回復スキルであるソウルスティール専用ペルソナを作っておかないと帰還回数が増え（=宝魔に会える回数が激減）、リクエスト周回や警戒度上昇で意識的に金策をしない限り最初から最後まで金欠のままゲームを進めることになる。気功系スキルを廃止せずに、SP周りのバランスだけでももう少し考えてほしかったところ。

 

ボス戦はアトラスおなじみのバフデバフ必須ゲー。敗北しても編成を変えてリトライできることを知らないと、延々即死コンボを食らいながらアイテムを浪費するだけの泥試合になる。途切れずにゲームを楽しみたければさっさとリトライ・攻略を見て予習・常にバフデバフを維持、のどれかは徹底しよう。

 

総評としては、良いところと悪いところが両極端な無双アクション。前半3ステージはほぼ同じステージ構成でかなり作業感があるものの、後半に入ると構成も変わってストーリーも一気に盛り上がる。後半の盛り上がりは欠点を補って余りあるものなので、P5ファンであればぜひ最後まで遊んでほしい作品。

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