ソロ活動/ぽり/ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ のバックアップ(No.10)


主人公ライザとイラストレーターがともに太ももの錬金術師としてすっかり有名になってしまったシリーズ第2作目。
アトリエシリーズ22作目にしてついにオートセーブが実装された。

 

[錬金]

相変わらずUIに使いづらさがあるものの、高速スクロールの追加など前作からの改善も見られる。
本の購入によるレシピ追加はなくなり、リビルドや複製などの基本システムも込みでスキルツリーによるアンロック制に変更。
進行度に依存するロック要素がかなり多いため、サブクエより先にメインクエを走ろう。

 

[戦闘]
コアクリスタルは有限のパーティ共有リソースではなく、1戦闘ごとに個々人が溜めて使う方式に変更。
前作のデザインのほうが個人的には好みだったが、今作の形のほうが取っつきやすいとは言える。

 

アトリエシリーズは武器ではなく攻撃アイテムが戦うゲームとなっているのが伝統だったが、今作では序盤の攻撃アイテムがかなり弱く、通常攻撃・スキル攻撃が相対的に強化されている。
その影響か、難易度ノーマルでは序盤の大型エネミーや中ボスが前作に比べ大幅に弱くなった。
特に被ダメがかなり下がっており、装備の強化を怠らなければ中盤までは回復アイテムがほぼ不要。

 

中盤以降、大型エネミーが一気に強くなって来るタイミングで上位攻撃アイテムが作れるようになり、恒例の攻撃アイテムゲーが復活する。
コアクリスタル強化用ポイントを稼ぐためには常に攻撃アイテムを使う必要があるため、進行タイミングに応じてプレイヤー自ら報酬を取りにいくように仕向けるインセンティブ設計は前作に引き続いて本当に優秀。
序盤とは異なり回復アイテムも持ち込まないと厳しいため、討伐準備はしっかりとしていこう。

なお、難易度に応じた報酬増加は1周クリア後に選べるベリーハード以上からとなるため、難易度ハードにする意味は全く無い。ハードでも多少なりとも報酬を上げてほしかったところ。

 

[ゲーム本編]

ストーリーはライザ1と3の間にある番外編的な流れ。ソシャゲのイベントシナリオっぽい
メインクエでは最初からずっとタオが主軸になって物語を回しており、ライザはメインでもサブでも錬金術の業務委託ばかり。ゲームのタイトルが若干怪しくなってしまっている。

 

前作の宝探し・ランドマークなどのサブ要素はメインクエストの推理ミッションに吸収される形になった。
推理ミッションのコンプ報酬にはスキルツリーのアンロックや大量のスキルptなどが設定されており、前作同様に報酬を使った誘導がよく出来ている探索パートになっている。

 

[[Steamレビュー>]]

Playthrough